土耕栽培では、種はもちろん土にまくのですが、水耕栽培ではどうするかというと、培地シートというウレタンに水を含ませてまくのです。(ロックウールにまく方法もあります)
一粒ずつ、つまようじを使ってまくという、とても細かい作業です。
培地シートはキューブ状に分かれているようになっているので、それを栽培槽に植えます。
本葉がでたら定植です。小さいでしょう?
その後、丈が伸びたら上から吊るした紐で、誘引していきます。
小さかった苗も夏場には、あっという間に花が咲き、樹の背丈も人間の大人より大きくなります。
収穫の最初の頃は色づくのがとても待ち遠しいです。
年間を通じて、ワキ芽を取ったり、不要となった下葉を取ったり、といった作業は収穫の合間に行っています。
収穫したトマトは作業小屋ですぐに選果、箱詰め・袋詰めします。
露地栽培のトマトが出回りはじめる7月から、トマトの樹はすべて撤去します。
栽培槽もマルチを外して洗い、新たなシーズンに備えます。
誘引のための紐も上方に設置したパイプに巻きつけておきます。
そして、また種まきへ…。これがトマトの生産サイクルです。
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